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四万十市中村で進行していた「Ｍ邸リノベーション」が、先日完成しました。

以前にもお伝えしていましたが、築25年経つハウスメーカーの木造2階建て。

元の間取りは、キッチンが奥へ追いやられいる上に、壁で仕切られているため、

暗いスペースの中で料理をしなければならない毎日でした。

その環境なので、夏は暑くて冬は寒い。そして寂しい・・・。

屋根や外壁は手入れが行き届いていたので、1階の空間を全面に手掛けました。

構造上問題ない壁は取っ払い、南と東にある庭へと視線が外へと抜けるようにして、

キッチン、リビングダイニング、二つの居間を、それぞれ適度に繋げ、解放的な空間が

得られるように工夫しました。

南東に配置された居間の上にある下屋の一部をくり抜いて、天窓を取り付けました。

玄関ホールからリビングに入ると、奥が明るいのが何だか嬉しいですね。

FIXのスリットもイイ仕事してくれました。

暑さ、寒さの対策は、断熱パネルと内窓で随分と解消されるでしょう。

実際にエアコンの暖房を付けてみると、すぐに効き始めました。

邪魔だった壁もなくなり、明るくなったキッチンから、サニタリー、洗濯干し場の動線を、

横一列に繋げているので家事の時短が期待できますね。

壁はすべてシラス（ビオセラ）で仕上げました。質感が良く、空気が澄んでいるかの様。

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そういえば、今宵はクリスマスイブ。

北欧の幻想的な風景を拝借してみました。

Merry Christmas！