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非日常にアートを

2020.04.26

 

 

今春も例年と変わらず桜は咲き誇り、やがて散っていきました。

自宅近くの家の軒下には、ツバメが巣作りの段取りをし始めている。

いつもと変わらないこの季節にあるシーン。

ただ違うのは、

つい最近までの何気ない日常が、まるでフィルターに覆い包まれている様な非日常。

 

 

温度差はあれど、世界中の人々が共通に感じているムードではないでしょうか。

解決するにはそれなりの時間が掛かり、辛抱強く耐えないといけないらしい・・・。

 

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そんな中、海外のニュースで目にした「バンクシー」の話題。

Banksy は、世界を舞台にする神出鬼没のストリートアーティスト。

 

「日常生活が一変し、自宅で仕事をする人が世界中で増える中、

バンクシーも働き方を変え、活動の舞台を屋外から屋内に移した。」との事らしい。

 

 

「妻は私の在宅勤務を嫌がっている」。

バンクシーはインスタグラムに自宅の洗面所やトイレに描いたネズミのイラストを披露した模様。

 

 

彼には奥さんがいたんですね。

自宅(事実ならば)も生活感まる出し。

バンクシーの名前などは公表されておらず、飛び交う個人情報は憶測だらけですが、

この記事を見る限りとても好感が持てますね(笑)

 

 

バンクシー作品の中で好きなのは「愛は空中に」。

パレスチナ問題を基盤にした初期の作品で、

男が手に持っているのは火炎瓶ではなく花束ってところがイイですね。

 

過去には、日本にも作品がありました。

東京の臨海新交通臨海線「ゆりかもめ」の日の出駅付近に描かれた作品、

「汚く、とるに足らないネズミたちの絵」

 

 

先月から横浜で開催中だった「バンクシー展」も当然のことながら休館中。

 

 

9月末までの展示予定なので、それまでには訪れられる状況になることを願うばかり。

心の隙間にアートを。

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