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高知市で進行中の「シラスそとん壁の家」も終盤を迎えました。

外壁全面にシラスそとん壁を塗るのですが、仕上げまでの工程に

時間と手間を要します。

耐力面材＋透湿防水シート＋ラス板

更に、モルタルラミテクト＋ラス網

現時点ではここまで進んでいます。

この後、雨水を通さない超微細なシラス粒子を10㎜の厚さに下地塗り。

乾燥した後、仕上げ用の多孔質なシラスを8㎜厚で上塗り。

後は、お好みのテクスチャーで。今回は「かき落とし」。

仕上がった感じは、いわゆる建材っぽさは全く無く、

自然素材そのものです。

雑誌「Pen」の7月号に、

グッドデザイン賞の「シラス洞窟の家」が掲載されていました。

9月初旬の完成に向け、現場は進みます。