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リノベーション Jrenovation

リノベーション Jrenovation

2025.02

高知市内に建つ築25年目が経った2世帯住居として使っていた3階建てのJ邸。 ライフスタイルの大きな変化により、1階部分全体と、エクステリアを主体にリノベーション。 既存の間取りは、和室を中心に、奥にダイニングキッチン、手前の南側に庭を眺められるように1段下がったリビングが配置されていた。 1階部分は鉄骨造のため、間口4.1m奥行11mの広いLDK(約26帖)を確保し玄関ホールとの境界を敢えて作らず、1階すべてがワンフロアに。 元から奥行のある建物なので、中心部から北側の採光が取りづらいという短所を、逆に活かし、玄関の吹抜けや、ハイサイド窓で仄かな光を 取りこむことで、くっきりとした陰影が生まれた。 使い勝手の良いL型キッチンと、独立した作業台は、料理の楽しさが増すことでしょう。 キッチン北側の縦格子が、プライバシーを上品に守ってくれる役目を果たしている。 天井は、アピトン合板を目透かし張り、蜜蝋で塗装。 円卓を中心にしたダイニングは、レコード鑑賞しながら食事が楽しめる贅沢なスペース。 照明器具を極力露出せずに、間接照明を多用した空間は、夕暮れになるにつれ本領を発揮。 1段下がった畳リビングには、ソファと造り付けのカウンターとベンチを設けた。 天井の仕上げ材を取っ払い、鉄骨のデッキプレートを現しにすることが、リノベーションの醍醐味でもある。 壁の仕上げは、自然素材のビオセラと、シラス漆喰を塗り分け、それぞれのテクスチャーが楽しめて、清涼感ある空気が漂います。 床は、アピトンのフローリングを今回初めて採用した。東南アジア原産のハードな木ならではの表情が魅力です。 リビングの地窓は、愛車を眺められるよう、横長に配置した。 ウッドデッキの向こうに設けた桧とパイプで組んだ縦格子は、外部と程よい距離感が生まれる。 付加断熱と、樹脂サッシトリプルガラスの採用で、快適に過ごせる空間に生まれ変わりました。

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